GalaxyのBixbyボタンに別機能を割り当てる方法【Android9 Pie】

GalaxyのBixbyボタンに別機能を割り当てる方法【Android9 Pie】

GalaxyのS8以降のフラグシップモデルにしぶとく搭載されているBixbyボタンですが、正直いらないと思っている人は多いと思います。

最近安くなってきた S9 や、最新機種の S10 を購入している人は多いと思いますが、「Bixby 最高!」とか言って使っている人は殆どいないと思います。

ばりくん
ばりくん

せっかく物理キーが搭載されているんだから、そこに他の機能を割り当てて便利に使いこなしましょう!

ということで、そのやり方を解説していきます。

Bixbyボタンに別の機能を割り当てるやり方

結論から言うと、bxActions というアプリを使用することで、Bixbyボタンを好きなようにカスタマイズできるようになります。

bxActions を使えば、Bixbyボタンを無効化したり、好きなアプリの起動を割り当てたり、戻るボタンにしたりと、様々な動作を設定することができます。

Android 8の時から使用していたのですが、Android 9 にバージョンアップしてから全く機能しなくなり、インストール方法が少し変わっていたので、Android 9 向けで解説していきます。

bxActions のダウンロード

bxActions – GooglePlay

bxActions は、GooglePlayからダウンロードすることができるので、上のリンクからインストールしてください。

インストールしたら、起動しましょう。

bxActions の初期設定

bxActions を起動したら、NEXT を押して次に進みます。
そしたら、Get foreground appGet button events をONにします

ONにすると、アクセス権限関連の許可を求められるので、すべて許可してDONE!を押します。

PCと接続してリマッピング

アプリのメイン画面が表示されるので、「Tap to continue」をタップして初期設定を行います。

開発者オプションの有効化

まず最初に「Enable deveropper option」を選択して、開発者向けオプションを有効にします。

「開発者向けオプションを有効にしてください」というポップアップが表示されるので、「NEXT」を押して進みます。

設定画面が開くので、「ソフトウェア情報」を開いてから、「ビルド番号」を連打します。すると、開発者向けオプションが有効になります。

USBデバッグの有効化

次に、USBデバッグを有効化していきます。
「Enable USB debugging」をタップします。

「USBデバッグを有効にしてください」というポップアップが表示されるので、「NEXT」を押して進みます。

開発者向けオプションが表示されるので、USBデバッグをONにします。

「USBデバッグを許可しますか?」という警告が表示されるので、「OK」を押します。

パソコンに接続する

そしたら、Galaxy をパソコンにUSBで接続します。

「端末のデータへのアクセスを許可しますか?」と表示されるので、「許可」を選択します。

「USBデバッグを許可しますか?」と表示されるので、「OK」を押します。

bxActions.exe を起動する

続いて、bxActions の画面で、一番下にある「Start the bxActions.exe」をタップします。

「bxAction フォルダーにあるbxAction.exeを起動しろ」と表示されます。

ここからは、パソコンでの操作になります。
とりあえず Windows で解説していきます。

PC → 機種名 → Phone → bxActions フォルダーにあるbxAction.exe を起動します。

起動したら、「Full remapping」の「Enable」を押します。

All done! Remapping successfully enable!
Enjoy!
と表示されれば完了です。

bxAction.exe が起動できないという人は、少し難しいですが、MAC / Linux と同じ方法を使えばインストールできると思います。

MAC OS / Linux の場合

MAC OS / Linux の人は、adbコマンドでリマッピングします。
Windows でbxActionが起動できないという人もこの方法が使えます。

まずは、パソコンにadb環境を整えましょう。
MAC OS はこちら
MacにAndroid Studioを入れて、adbを使える状態にする

WIndows はこちら

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adb環境の構築が完了したら下記のコマンドを入力します。
MACならターミナルで、Windowsならコマンドプロンプトで行います。

リマッピング用コマンド
adb shell sh /data/data/com.jamworks.bxactinons/files/start_full_remap.sh

All Done! と表示されれば成功です。

bxAction の動作設定

Bixbi button のトグルスイッチを ON にして、Bixbi button をタップします。

Single pressを押して動作を選択します。

有料版を購入すれば、「Double press」「Long press」「Double press and hold」にもそれぞれ動作を設定できるようになります。

設定できる機能の一覧

無料版で設定できる機能のみご紹介します。

[bixbi]
Disable・・・bixbiボタンを押しても何も起こらないようにする

[Buttons]
Home・・・ホームボタンを押したときの動作をする
Back・・・戻るボタンを押したときの動作をする

[Apps]
Camera・・・カメラアプリを起動する
Phone(dialer)・・・電話アプリを起動する
Launch application・・・選択したアプリを起動する
Launch shortcut action・・・選択したショートカットアクションを行います
Jump to last app・・・最後に起動したアプリを起動します

[Tools]
Flashlight(System)・・・端末のライトのON/OFF(5分で自動OFF)

[Google]
Google Now・・・Googleアプリを起動する
Google assistant・・・Google assistantを起動する
Google assistant extra・・・「画面上の情報」アクションをサポートしたGoogle assistantを起動する

[Sound]
Sound mode(Sound,vibrate,silent)・・・サウンドON,バイブ,サイレントの切り替え
Do not disturb(silent)・・・通知をミュートをON
Media play/pause・・・メディアの再生/停止を行う
Media next・・・次のメディアを再生
Media Previos・・・前のメディアを再生
Volume up・・・音量を上げる
Volume down・・・音量を下げる

[System]
Taskmanager・・・タスクマネージャーを起動する
Power menu・・・電源ボタンを長押ししたメニューを表示する
Notification center・・・通知バーを表示する
Settings tray・・・設定バーを表示する

[Screen]
Toggle auto rotation・・・画面の回転設定を切り替える
Fullscreen on/off・・・フルスクリーンモードのON/OFFを切り替える
Fullscreen for current app・・・現在のアプリをフルスクリーンモードにする

[Notifications]
Cancel all・・・通知をオールクリアする