パーティション管理ソフト「EaseUS Partition Master」の使い方
- 2019.12.26
- Windows Tool
- EaseUS Partition Master, Windows, パーティション管理ソフト

今回は、簡単にディスクのパーティションを作成/結合/バックアップすることができる パーティション管理ソフトEaseUS Partition Master の使い方を紹介していきます。
ほとんどのWindowsユーザーが、Cドライブしか使っていないと思われますが、パーティションを分けて、データを整理しておくと様々なメリットがあります。
わかりやすく説明すると、「CドライブはOS」「Dドライブは他のデータ」と分けて置くだけでも、Cドライブをリカバリーした時に、Dドライブのデータは生き残るというメリットがあります。
他にも、ブラウザのキャッシュをCドライブに設定しておくと、OSが入っている所で頻繁にキャッシュの読み書きが行われるため、ファイルの断片化が起こりやすくなり、動作が遅くなってしまいます。


OS以外のファイルは、極力別パーティションに保管したほうがいいってことだね!
「EaseUS Partition Master」とは
「EaseUS Partition Master」とは、無料で使うことができるパーティション管理ソフトです。
有料版もありますが、基本的な機能は無料版で十分使えます。
ダウンロード&インストール
まずは、公式サイトにアクセスしてダウンロードします。
EaseUS Partition Master
https://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html
サイトにアクセスしたら、「無料ダウンロード」をクリックしてダウンロードします。

メールアドレス入力欄があるので、入力すればダウンロードできます。
※メールアドレスを入力したくない人は、サイトの一番下にある「無料ダウンロード」ボタンを押すと直でダウンロードできます。
ダウンロードしたら起動して、画面の指示通りに進んで行きます。

※ちなみに私はここで「ダウンロードが失敗しました」と表示されたので、オフラインダウンロードで行いました。

画面の指示通りに進んでいくと、「EaseUS Todo Backup Free」をインストールするか聞かれる場所があるので、チェックしておきましょう。

あとは適当に進んでいけばインストール完了です。
起動すると、なんとも使いやすそうなUIのソフトが現れます。
Windows標準のディスク管理とは全然違いますね。

パーティション分割のやり方
最初にパーティション分割のやり方を解説します。
今回は、Cドライブを少し分割していきます。
分割したいドライブを選択してから、「サイズ調整 / 移動」ボタンをクリックします。

次に、一度未割り当ての領域を作成してから、後でドライブレターを割り当てます。
未割り当てにする容量を、数値かスライダーを使用して決めます。
※有料版だと「領域の割り当て」から一気にパーティション作成できるっぽい(ためしてない)

そしたら「1つの操作を実行する」ボタンを押します。
先程設定した内容が確認できるので、問題なければ「適用」ボタンを押します。

パーティションサイズ調整 / 移動では再起動が必要なため自動で再起動が開始されます。
再起動すると、「EaseUS Partition Master Boot Mode Operation」という画面が立ち上がって作業してくれるので少し待っていましょう。

再起動が完了したら、再び「 EaseUS Partition Master 」を起動します。
すると、先程分割したパーティションが「未割り当ての領域」として表示されているので、選択してから「作成」をクリックします。

ドライブレター、パーティションラベルを好きなものに変更します。
ファイルシステムは自分の用途に合ったものを選択してからOKを押します。

「1つの操作を実行する」ボタンを押し、内容を確認してから「適用」ボタンを押します。

少し待つとパーティションが作成されます…

Fドライブに test というドライブが無事作成されました。

パーティションを結合(マージ)する方法
次は、パーティションを結合する方法を解説します。
結合したいパーティションを選択して、マージボタンを押します。

次に結合したいパーティションにチェックを入れます。
「マージ後のディスクレイアウト」から、結合した後のレイアウトが確認できるので、問題なければOKボタンを押します。

「1つの操作を実行する」ボタンを押し、内容に問題がなければ適用ボタンを押して適用します。

結合も再起動が必要なので、自動で再起動します。
分割と同じく再起動すると、「EaseUS Partition Master Boot Mode Operation」 が立ち上がるので、終わるまで待ちましょう。

以上で結合は完了です。
再起動が終わるとちゃんと結合されています。
パーティションのクローンを作成する方法
最後に、ドライブを換装するときや、バックアップの作成に役立つディスククローンの作成方法を解説します。
クローンを作成したいドライブを選択して、「クローン」ボタンを押します。

クローンの作成先にするドライブを選択して、「次」を押して進みます。
作成先のディスク容量は、ソースディスクの容量より大きい物にしましょう。

※クローンの作成先に指定したドライブに入っているデータはすべて消えるので、必要なデータがある場合は避難させておきましょう。
ターゲットディスクのデータがすべて消えるという注意が表示されるので、問題なければ「はい」を押します。

クローン作成後のディスクレイアウトが確認できるので、問題なければOKボタンを押して進みます。

次に、「1つの操作を実行する」ボタンを押して、保留中の操作の内容に問題がなければ「適用」ボタンを押して、クローンを作成します。

以上でクローンディスクの完了です!

まとめ
Windows標準で「ディスク管理」というパーティション管理ソフトが入っていますが、古臭いUIで使いにくいんですよね。
「 EaseUS Partition Master 」はUIもキレイで、直感的に使いやすいのでとても良いソフトウェアだと思います。
今回は紹介していませんが、他にも
・ジャンクファイルのクリーンアップ
・大容量ファイルのクリーンアップ
・ディスクの最適化
など、色々な機能が付いているので、必要な方は使ってみるのも良いかと思います。
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