Android でバッテリーの劣化具合を数値で確認する方法
- 2019.08.26
- Android App
- AccuBattery, Android, App, バッテリー

Android でも iPhone でも、使っているうちにバッテリーが劣化していくため、段々バッテリーの持ちが悪くなっていきますね。
最近は「バッテリーの持ちが悪くなってきたから新しいスマホを買う」なんて、寿命として考えている人も少なくないと思います。
ちなみに iPhone は、純正でバッテリーの劣化状態が確認できる項目があるので、端末の買い替え時をある程度予想することが可能です。

Android も純正の機能で確認することができるのですが、「内蔵電池の充電能力は良好です(80%以上)」とか表示されるので、大雑把に知ることしかできません。


80%以上とか言われても、99%と81%じゃ気分が全然違うんですよ…
というわけで、Android でバッテリーの劣化状態を正確な数値で把握する方法を紹介します。
劣化状態を数値で確認する方法
Android でバッテリーの劣化状態を正確な数値で把握するためには「AccuBattery」というアプリを使用します。
AccuBattery のインストール
まずは、AccuBttery をインストールします。
AccuBattery – 電池 バッテリー – Google Play
上記リンクからGooglePlayにアクセスして、「インストール」をタップしてインストールします。

インストールしたら起動しましょう。
バッテリーの劣化状態を確認する
AccuBattery を起動すると、初回のみ説明が表示されるので、適当に読み進めていきます。

途中でチャージアラームの設定画面が表示されます。
バッテリーは、満充電に近いほど劣化が早くなるという性質があるため、なるべく満充電にならないように、「指定した%まで充電したらアラームで通知するよ」という機能です
ですが、アラームが鳴っても充電は続くので、充電器に張り付いてないと使いこなせない機能なため、スライダーを振り切らせてOFFにしておくことをオススメします。


バッテリーのキャリブレーションまで完了したら、チェックマークをタップしましょう。
すると放充電の詳細を見ることができる画面が表示されます。

バッテリーの寿命を知るには「健康度」という項目をタップすれば良いのですが、このアプリは放充電の実績から劣化具合を判別するため、起動した直後は確認することができません。
ですので、1日くらい普通に使用してから「健康度」を押してみましょう。

私の場合 設計容量 3,000mAh に対して推定容量が 2,827mAh だったので、約 6% ほど劣化している状態でした。
推定容量が80%を切っていたら買い替え時かもしれません。
うまく測定出来ないという方は、AccuBatteryのバッテリー使用量がAndroid側で最適化されている可能性があるので、最適化をOFFにしましょう。
設定→アプリ→AccuBattery→バッテリー→バッテリー使用量を最適化
から、最適化の設定をすることができます。
バッテリーを劣化させない使用方法
使っているうちにバッテリーが劣化しているのはしょうがないことなのですが、少しでも劣化を遅くする方法を紹介したいと思います。
- 高温な環境で使用しない(充電しながら使うと高温になります)
- 残量は20%~80%の間で使用する
- 長期保存するときは、残量50%くらいで電源をOFFにして保存する
残量20%~80%で使用するってのを意識しすぎるとストレスになるので、最低限意識して置いたほうが良いのは、高温な環境で使用しないってことですね。
高温っていっても「夏に使用しない」とか言うことではなく、ゲームなど重い処理をしながら充電とかすると、より高温になってしまいます。
さらに充電を続けて残量が80%を超えると、上記項目に2つ該当して、より劣化を早めてしまします。
そういう使い方はやめておいたほうがいいでしょう。
まとめ
普段使いのスマホの場合、バッテリーの劣化具合はとても重要なので、この方法で定期的に確認しておくと良いと思います。


ちなみに満充電状態でベンチマークソフトをエンドレスに走らせて、バッテリーを超劣化させて、嫁に「バッテリー持ちが悪いからスマホ買い替えて良い?」って言う裏技が(ry
-
前の記事
Android版Chromeでメニューバーを画面の下側に表示させる方法 2019.08.20
-
次の記事
パーティション管理ソフト「EaseUS Partition Master」の使い方 2019.12.26