Android でバッテリーの劣化具合を数値で確認する方法

Android でバッテリーの劣化具合を数値で確認する方法

Android でも iPhone でも、使っているうちにバッテリーが劣化していくため、段々バッテリーの持ちが悪くなっていきますね。

最近は「バッテリーの持ちが悪くなってきたから新しいスマホを買う」なんて、寿命として考えている人も少なくないと思います。

ちなみに iPhone は、純正でバッテリーの劣化状態が確認できる項目があるので、端末の買い替え時をある程度予想することが可能です。

Android も純正の機能で確認することができるのですが、「内蔵電池の充電能力は良好です(80%以上)」とか表示されるので、大雑把に知ることしかできません。

ばりくん
ばりくん

80%以上とか言われても、99%と81%じゃ気分が全然違うんですよ…

というわけで、Android でバッテリーの劣化状態を正確な数値で把握する方法を紹介します。

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劣化状態を数値で確認する方法

Android でバッテリーの劣化状態を正確な数値で把握するためには「Accu​Battery」というアプリを使用します。

AccuBattery のインストール

まずは、AccuBttery をインストールします。

Accu​Battery – 電池 バッテリー – Google Play

上記リンクからGooglePlayにアクセスして、「インストール」をタップしてインストールします。

インストールしたら起動しましょう。

バッテリーの劣化状態を確認する

AccuBattery を起動すると、初回のみ説明が表示されるので、適当に読み進めていきます。

途中でチャージアラームの設定画面が表示されます。
バッテリーは、満充電に近いほど劣化が早くなるという性質があるため、なるべく満充電にならないように、「指定した%まで充電したらアラームで通知するよ」という機能です

ですが、アラームが鳴っても充電は続くので、充電器に張り付いてないと使いこなせない機能なため、スライダーを振り切らせてOFFにしておくことをオススメします。

バッテリーのキャリブレーションまで完了したら、チェックマークをタップしましょう。

すると放充電の詳細を見ることができる画面が表示されます。

バッテリーの寿命を知るには「健康度」という項目をタップすれば良いのですが、このアプリは放充電の実績から劣化具合を判別するため、起動した直後は確認することができません

ですので、1日くらい普通に使用してから「健康度」を押してみましょう。

私の場合 設計容量 3,000mAh に対して推定容量が 2,827mAh だったので、約 6% ほど劣化している状態でした。

推定容量が80%を切っていたら買い替え時かもしれません。

うまく測定出来ないという方は、AccuBatteryのバッテリー使用量がAndroid側で最適化されている可能性があるので、最適化をOFFにしましょう。

設定→アプリ→AccuBattery→バッテリー→バッテリー使用量を最適化
から、最適化の設定をすることができます。

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バッテリーを劣化させない使用方法

使っているうちにバッテリーが劣化しているのはしょうがないことなのですが、少しでも劣化を遅くする方法を紹介したいと思います。

バッテリーを劣化させない方法
  • 高温な環境で使用しない(充電しながら使うと高温になります)
  • 残量は20%~80%の間で使用する
  • 長期保存するときは、残量50%くらいで電源をOFFにして保存する

残量20%~80%で使用するってのを意識しすぎるとストレスになるので、最低限意識して置いたほうが良いのは、高温な環境で使用しないってことですね。

高温っていっても「夏に使用しない」とか言うことではなく、ゲームなど重い処理をしながら充電とかすると、より高温になってしまいます。

さらに充電を続けて残量が80%を超えると、上記項目に2つ該当して、より劣化を早めてしまします。

そういう使い方はやめておいたほうがいいでしょう。

まとめ

普段使いのスマホの場合、バッテリーの劣化具合はとても重要なので、この方法で定期的に確認しておくと良いと思います。

ばりくん
ばりくん

ちなみに満充電状態でベンチマークソフトをエンドレスに走らせて、バッテリーを超劣化させて、嫁に「バッテリー持ちが悪いからスマホ買い替えて良い?」って言う裏技が(ry