15秒でADBをインストールする神ツール(Windows)

WindowsのADB( Android Debug Bridge )環境構築って面倒くさいですよね。
順当にやると、JDKをインストールして、Android SDKをインストールして、環境変数でPathを通して…と、なれている人じゃないと物凄く時間が掛かります。
pathの設定で、間違って既存のPathを書き換えちゃったりしたらもう大変です。システムの復元レベルまで追い込まれます。
そんな面倒くさいADBの環境構築を、15秒(くらい)で超簡単にすませる方法を紹介します。
環境構築方法
今回紹介するのは、 15 seconds ADB Installer というツールを使用した方法です。対応しているのはWindowsのみとなります。
ダウンロード方法
15 seconds ADB Installer のサイトにアクセスします。
XDAサイトで公開されています。
下の方に行くとDownloadsという場所があります。

最新バージョン(この記事を書いた時点では1.4.3)の下にあるダウンロードリンクをクリックしてダウンロードします。
zip形式でダウンロードされるので、解凍しておきます。
インストール方法
zipファイルを解凍すると、adb-setup-x.x.x.exe(xはバージョン)という実行ファイルがあるので、クリックして起動します。
管理者権限を求められるので、許可します。
起動すると、青い画面のウィンドウが立ち上がります。

最初に「Do you want to install ADB and Fastboot?(Y/N)」と聞かれます。

これは、「ADBとFastbootをインストールしますか?」ってことなのでYを入力してEnterキーを押しましょう。
次に、「Install ADB system-wide?」と、聞かれます。

これは、「システム全体にADBをインストールしますか?」ってことなので、個々の環境によりますが、Yで問題ないでしょう。
ユーザーアカウントを使い分けていて、自分のアカウントのみで使いたい場合はNを入力しましょう。
次に「Do you want to install device drivers?」と、聞かれます。

これは、「デバイスドライバーをインストールしますか?」ってことなので、Yを入力してEnterキーを押します。
すると、デバイスドライバーのインストールウィザードが立ち上がります。

「次へ」をクリックして先に進みます。
すると、Windowsセキュリティが起動して、「このデバイス ソフトウェアをインストールしますか?」と聞いてきます。

発行元:Google Incなので、常に信頼するにチェックを入れて「インストール」をクリックします。

以上でインストール完了です。
インストールできているか確認する方法
では、インストールができているか確認してみましょう。
確認するにはコマンドプロンプトを使用します。
Windowsキーを押して「cmd」と入力するとコマンドプロンプトが起動できます。
インストールできていない場合
コマンドプロンプトを起動したら、adbと入力してみましょう。

「’adb’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」
と表示された場合、インストールできていません。
もう一度やり直してみましょう。
インストールできている場合
同じようにコマンドプロンプトでadbと入力してみましょう。

成功していると、画像のようにバーっといろいろ表示されます。
こうなればADB環境構築は完了しています。
まとめ
ADB環境構築が超簡単にできるツールの紹介でした。
こんなに簡単に環境構築できるなんて、すごいツールですね。
私が環境構築したときは、こんな便利なツールはなかったので、これからADBを使いたい人は是非活用しましょう。
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